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sonic boom!!

こんにちは。
突如隕石爆発に見舞われたロシアのチェリャビンスク市、二重ガラスの内側
のガラスだけが割れたり、屋外に通じる窓ガラスに損傷はないのに家の中の
物が壊れるなど、奇異な現象も引き起こしました。

NASAの推定によると、隕石の直径は17メートル、重さは約1万トン、その物体が秒速約18キロメートル(音速の50倍以上)で大気圏に突入したといいます。

過去、超音速機「コンコルド」から出た衝撃波で地上の窓ガラスが割れたり
したことはありましたが、「自然現象」による被害は初めてのことでした。

そもそも、物体は音速を超えると進行方向の空気が圧縮されて急激な圧力の
上昇を伴って衝撃波が出ますが、今回の隕石では空気の圧力は千気圧に達し
たとの見方もあります。

そして、衝撃波の影響で隕石表面の温度が数万度に上がって溶け始め、その結果隕石にひびが入って爆発し、この爆発で衝撃波が強まりながら地上に降り注ぎ、さらに複数の隕石の破片も地上に落下したとのことのようです。

今回の隕石のように「小さい」ものはなかなか事前に捉えることが難しいようですし、用心のしようもないですね。

何百年かに1度の出来事だとも言われていますので、今後しばらくはこの種
の被害が出ないことを願いつつ、何百年後かに同じような出来事が起こる時
までに、科学の発達で、回避できるようになることを期待しましょう。


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