2022.05.20
5月19日 朝日新聞記事より
高齢ドライバーによる交通事故の深刻化をふまえ、新たな対策を取り入れた改正道路交通法が5月13日に施行されました。75歳以上で免許更新する場合、過去3年間に「信号無視」や「速度超過」など一定の違反をした人には、「運転技能検査(実車試験)」が義務付けられる。試験ではコースを走って決められた課題を行い、合格点に達しないと免許更新ができない。
衝突被害軽減ブレーキや安全運転サポート車(ペダルを踏み間違えた際に加速を抑える機能を備えた車)に限って運転できる、限定免許の運用も始まった。
これまでは通常の免許で運転を続けるか、自主返納などをして運転をやめるかだったが、限定免許という選択肢も増えた。
運転免許の自主返納が最も多かった年は、2019年4月に池袋で高齢者が運転する車が暴走し母娘が亡くなった事故があった年で、約60万1千件あったそうです。